あなたは大丈夫?結婚相談所で嫌がられる男性の行動ワースト5!

相談所NG行動5選

「どうしてうまくいかないのか、正直わからないんです」

これは、私が婚活アドバイザーとして現場で何百人もの男性と向き合ってきた中で、何度も聞いた言葉です。
年齢、職業、年収。いずれも平均以上なのに、なぜかお見合いは成立しない。交際も続かない。

でも実は、「見落とされがちなちょっとした行動」こそが、婚活の明暗を分けていたりするんです。この記事では、現場で実際にあった事例を交えながら、「女性が不安や違和感を覚える男性の振る舞い」を5つ、ご紹介します。

目次

ワースト行動と”気づき”のきっかけ

【1位】プロフィール写真が”ちょっと怖い”印象になっている

ある40代男性を担当したときのお話。穏やかで丁寧な方でしたが、お見合い申込みはゼロ。

理由はプロフィール写真にありました。真顔で腕組み、背景は白壁。「上司に詰められそう」と言われても仕方ないくらいの”圧”がありました。すこし恰好をつけたかったのかもしれません。

女性はまず写真から「安心して話せそうか?」を感じ取ります。撮り直してもらった写真は、屋外で自然な笑顔。結果、お見合い成立数が月4件まで回復しました。

写真は”会ってみたい”と思わせる、静かな招待状。緊張感はいりません。

【2位】自己紹介文が”条件羅列 or スペック自慢”になってしまう

30代後半の医師の方は、プロフィールは完璧すぎるほど完璧でした。しかし、彼は希望の相手に求めることを、次のように記載していました。

「年収1,200万。港区在住。希望する女性像は30代前半で料理好き。子どもは2人以上希望。」

…まるで履歴書のような文面。女性側の目に触れる前に訂正をいれましたが、このような内容は人柄が見えない状況もおいては、ただの圧になります。

一方で

「仕事中心の人生でしたが、最近は日常の会話や小さな感情の共有が、何より贅沢に思えてきました」

と書いた男性には、女性から「この人と話してみたい」という声が複数届きました。

スペックよりも、どんな”温度”で生きてきたかを伝えることが、共感の鍵だといえそうです

【3位】お見合いで”独演会”になってしまう

ある中小企業の社長さん。真面目で熱意ある方でしたが、お見合いがことごとく不成立。話の中身は、「自社のビジョン」「社員育成論」「最近の税制」など…すべてセミナー級の濃さ。

女性側からは「私の話を聞いてもらえなかった」「頭の整理が追いつかず疲れた」という反応が相次いでしまい、ずいぶんと苦戦していました。

改善ポイントは、話す時間を減らすこと…ではなく、”聞く姿勢”を意識すること。彼には「相手の話に共感すること」「一つの話題をキャッチボールする意識」を持っていただきました。結果、1ヶ月後には自然な会話ができる女性と交際へ。

会話はスピーチではなく、”ふたりで作るゆるい物語”がベースです。

【4位】清潔感が”ちょっと惜しい”と感じさせてしまう

服装はスーツ、髪型も整っている…でも、お見合い後の感想は「なんとなく生活感が強かった」という女性からの感想が相次いだ男性。その原因は、靴のかかとのすり減り、シャツの襟の微妙なヨレ、眉の整え忘れなど「小さなほころび」でした。

逆に、眉毛をほんの少し整えただけで「優しそう」「誠実な印象になった」と言われた男性もいました。婚活では、見た目が”未来の生活”を想像させる材料になっているのです。

清潔感は”恋愛仕様”よりも、”一緒に暮らす日常仕様”が求められます。

【5位】交際が始まると”急ピッチすぎる”展開を望んでしまう

ある40代男性は、交際成立後に毎日LINE、週2デート希望、さらに将来の間取りや貯金の話まで進めようとしてしまいました。気持ちが本気なのは素晴らしい。でも女性側からすると「追い詰められているような感覚」になります。

私からは「連絡は週1で十分。デートは月2回ペースから」とアドバイス。結果、女性からは「私のペースを尊重してくれたのが安心だった」と言われ、半年後に成婚。

婚活は”早さ”よりも、”呼吸を合わせること”が結果への近道です。

読者の心理と”なぜそれが刺さるのか”を掘り下げる

よくある男性側の悩みはこうです:

「条件は悪くないのに、どうして伝わらないんだろう」
「何か決定的に足りないわけじゃない気がする」
「でも、どこを変えればいいのか分からない」

婚活は”自分を演じる場所”ではありません。でも、伝え方の選び方を変えるだけで「惹かれる印象」に変わることがあるんです。

現場で見てきた多くのケースで、「振る舞いを少し変えただけ」で女性側の反応は劇的に変わりました。そして何より、自信を持って話せるようになった男性自身の表情が変わるんです。

まとめ|婚活は「条件」より「伝え方」「安心感」で決まる

婚活でうまくいく人の特徴は、「スペックが高い」ではなく、「相手への想像力がある」ということ。清潔感の整え方、写真の雰囲気、話すテンポ、価値観の描き方。そのひとつひとつが、「安心感」と「信頼」をつくっていきます。

この記事が、”変えなきゃ”というプレッシャーではなく、“こうすれば伝わるかもしれない”という希望に変わることを願っています。

参考出典

– 婚活実態調査2024(リクルートブライダル総研)
– IBJ成婚白書2024年度版(株式会社IBJ)

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