婚活市場の実態データ2026|数字は「あなただけじゃない」と言っている

調査区分:市場動向監査/公的統計に基づく実態分析
調査対象:婚活市場の現実を正確に把握したい40〜50代男性

本ファイルの数値は、国勢調査・人口動態統計・出生動向基本調査など公的統計に基づいて整理しています。出典と調査年は記事末尾に記載しています。数値は公表時点のものです。

この年齢で婚活してるの、自分だけなんじゃないかって、たまに思うんですよ。周りはみんな結婚してるし。なんか、取り残された気がして

「自分だけが取り残されている」。婚活中の40〜50代男性から、最もよく聞く感覚だ。

だが、数字を見ると、その感覚は事実とかなりズレている。婚活市場の実態を、公的統計で確認していこう。データは、しばしば感情よりも正確に、現実を映す。

このファイルは、おすすめでも精神論でもない。国が調べた数字だけを並べて、婚活市場の現在地を淡々と把握する。数字を知ることは、それだけで冷静さと、少しの安心をくれる。

目次

データが示す、婚活市場の現在地

データ①|生涯未婚率は、男性がすでに約4人に1人

2020年の国勢調査(配偶関係不詳補完値)によると、50歳時点で一度も結婚したことがない人の割合は、男性が28.3%、女性が17.8%だった。

男性は、およそ3〜4人に1人が50歳時点で未婚ということになる。これは1920年の調査開始以来、過去最高の水準だ。「自分だけ」どころか、同世代の男性の多くが同じ状況にいる。取り残されているのではなく、大きな流れの中にいる、というのが数字の示す現実だ。

データ②|「いずれ結婚するつもり」の未婚者は、今も8割超

未婚化が進む一方で、結婚したい気持ちが消えたわけではない。国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査(2021年)では、18〜34歳の未婚者のうち「いずれ結婚するつもり」と答えた人が、男性81.4%、女性84.3%にのぼる。

つまり、結婚を望む人は今も大多数だ。未婚が増えているのは「したくない人が増えた」からではなく、「したいのに、できていない人が増えた」という側面が大きい。ここに、婚活市場が存在する理由がある。

データ③|独身でいる理由の1位は「出会いがない」

同じ調査で、25〜34歳の未婚者に独身にとどまっている理由を尋ねると、男女ともに「適当な相手にめぐり会わない」が最多だった(男性43.3%、女性48.1%)。

魅力や努力の問題より前に、そもそも出会いの機会が足りていない、という構造的な問題が最大の壁になっている。裏を返せば、出会いの母数を意図的に作る手段(婚活サービス)を正しく使えば、この最大の壁は越えられる、ということでもある。

データが示す、出会い方の変化

データ④|夫婦の出会いは「友人・職場」が中心、そこにネットが急上昇

同調査で、近年結婚した夫婦の出会ったきっかけを見ると、「友人・兄弟姉妹を通じて」が25.9%で最多、次いで「職場や仕事で」が21.4%だった。

注目すべきは、この調査で新設された「ネット(SNS・アプリ等)で」がきっかけの結婚が、急に存在感を増していることだ。かつて主流だった「職場」経由は正社員比率の変化などを背景に漸減傾向にあり、出会いの入口は、確実にネットへ移りつつある。婚活アプリやネット系サービスは、もはや例外的な出会い方ではない。

データ⑤|婚姻件数は減少、初婚年齢は上昇

厚生労働省の人口動態統計によると、2023年の婚姻件数は47万4717組で、前年より約3万組減少した。第1子出生時の母の平均年齢も、1985年の26.7歳から2022年には30.9歳へと上昇している。

市場全体としては、結婚する人が減り、結婚する年齢も上がっている。これは40〜50代にとって、悲観材料に見えるかもしれない。だが見方を変えれば、晩婚化が進んだぶん、中高年で真剣に婚活する人が増え、その層向けのサービスも整ってきている、ということでもある。

対策|データを「自分の作戦」に翻訳する4ステップ

STEP
「自分だけ」という思い込みを、数字で外す

男性の生涯未婚率は約28%。婚活している自分は、例外でも少数派でもない。まず、この事実を出発点にする。

焦りや孤立感は、たいてい「自分だけ」という錯覚から来る。数字は、その錯覚を静かに解いてくれる。

STEP
「出会いがない」が最大の壁だと理解する

独身の最大の理由は、魅力ではなく「出会いの機会不足」。だとすれば、最優先すべきは自分磨きより前に、出会いの母数を作ることだ。

母数を意図的に増やせる手段を選ぶ。ここが、対策の起点になる。

STEP
出会いの主流が「ネット」に移った現実に乗る

友人・職場の自然な出会いが細るなか、ネット系の出会いは伸びている。アプリや相談所を「特別なもの」と敬遠する時代は終わっている。

主流の入口を、自分の適性に合わせて選ぶ。手段への抵抗感は、いったん脇に置く。

STEP
市場全体ではなく「自分の一件」に集中する

婚姻件数が減っていても、必要なのは市場全体で勝つことではなく、自分に合う一人と出会うことだ。統計は現在地の把握に使い、あとは自分の活動に集中する。

マクロの数字に一喜一憂せず、目の前の一件を丁寧に進める。

監査所見

データを並べて見えてくるのは、婚活市場の「意外な健全さ」だ。

未婚は増えているが、結婚したい人は今も8割を超える。うまくいかない最大の理由は、魅力の欠如ではなく、出会いの機会不足。そして出会いの入口は、ネットへと確実に広がっている。

つまり、婚活市場に足りていないのは「結婚したい人」ではなく「出会いの機会」だ。そして、その機会は、正しい手段を選べば意図的に作り出せる。市場は、思っているほど絶望的ではない。

数字が教えてくれる、いちばん大事なことはこれだ。婚活しているあなたは、少数派でも、手遅れでもない。「自分だけが取り残された」は、統計上、ただの錯覚である。あなたと同じ場所に、同じくらいの人が立っている。

統計は『あなただけじゃない』ことを教えてくれます。ですが、その数字の中から『あなたの一人』を見つけるのは、統計にはできません。そこから先は、データではなく、あなたの一歩の話なんですよね

出会いの母数を、意図的に作れる手段を選びたい方へ。

簡易診断|あなたはどのパターンに当てはまりますか?

□ 「この年齢で婚活しているのは自分だけ」だと感じている

□ うまくいかない原因を「自分の魅力不足」だと思い込んでいる(出会いの数を疑っていない)

□ アプリや相談所を「特別な人が使うもの」と敬遠している

関連ファイル

手段選びを間違えた男の共通点
婚活サービス比較調査
婚活方法タイプ診断

参考文献を見る

・総務省統計局「令和2年(2020年)国勢調査」(生涯未婚率=50歳時未婚率、配偶関係不詳補完値:男性28.3%、女性17.8%)/最終確認日:2026年7月10日
・国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」(2021年実施)(未婚者の結婚意思、独身理由、夫婦の出会いのきっかけ)/最終確認日:2026年7月10日
・厚生労働省「人口動態統計」(2023年婚姻件数47万4717組、第1子出生時の母の平均年齢)/最終確認日:2026年7月10日
・こども家庭庁「結婚に関する現状と課題について」資料(2024年)/最終確認日:2026年7月10日

統計数値は各調査の公表時点のものです。最新の数値は各官公庁の公式発表をご確認ください。生涯未婚率は5年ごとの国勢調査に基づき、次回2025年調査で更新される見込みです。

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