はじめに:再婚って、やっぱり難しいの?
「再婚って、やっぱり難しいですか?」
婚活の現場では、これ、ほんとうによく聞かれました。
たしかに、初婚のときと同じようにはいかないかもしれません。
でも、それって「不利」とか「やめとけ」って話じゃないんですよね。
むしろ、再婚だからこそ持っている“強み”や“魅力”もちゃんとある。
婚活がうまく進むかどうかは、その強みをどう活かすかで決まるんです。
この記事では、再婚を考える男性が直面しがちな壁と、それを乗り越えるためのヒント、
さらには「どういう環境を選べばいいのか?」まで、わかりやすくお届けします。
再婚男性が感じやすい4つの壁
1. 年齢の壁:若くないって、そんなにダメ?
再婚を考え始めるのは40代〜50代が多く、
「そもそも需要あるのかな…」と不安になる方もいます。
でも実際は、“年齢を重ねているからこその魅力”もたくさんあるんです。
落ち着き、包容力、生活力。
それを“ネガティブな数字”ではなく、“価値の積み重ね”として見てもらえるかどうか。
まずは、自分で「歳だから…」と決めつけないことがスタートです。
2. 離婚歴の壁:「バツがついてる」と思いすぎてない?
過去に離婚を経験していると、それだけで“選ばれにくいのでは”と気になってしまう。
これはもう、あるあるです。
でもね、女性側からすると、
- 離婚してる=人間的にダメ、とは全然思ってない
- むしろ、落ち着きがあって信頼できる印象
- 結婚を「現実」として考えられる人と出会いたい
と思っている人も、けっこう多いんです。
大切なのは、“離婚歴そのもの”ではなく、そこから何を学んだのか、どう前に進もうとしているのか。
その姿勢が伝われば、引け目ではなく“厚み”として伝わっていきます。
3. 子どもの壁:「言いづらいから隠したい」…は逆効果かも
子どもがいる場合は、相手にどう話すかが大きなテーマになりますよね。
ただ、“事実を伏せる”ことが正解とは限りません。
むしろ、最初から自然体で伝えられる人のほうが、誠実に見えるもの。
- 「子どもはいるけれど、パートナーとはどう関係を築いていきたいか」
- 「子どもとの接し方はどう考えているか」
…など、自分なりの“姿勢”を持っておくことで、信頼感につながっていきます。
4. 時間と気力の壁:「婚活に割く余裕がない」
仕事もあるし、生活もあるし、子育てしてる人もいる。
正直、「婚活に全力投球できる状態じゃない」って思う方も多いです。
だからこそ重要なのは、“効率よく、疲れず、心折れずに進められる環境”を選ぶこと。
安さや有名さだけで決めると、サポートが少なくて「結局ひとりで悩む」なんてことにもなりがちです。
実は再婚男性に「求めている女性」も多い
意外かもしれませんが、相談所の女性会員さんからはこんな声がよく聞かれます。
- 「一度家庭を経験している人の方が信頼できそう」
- 「バツイチの男性って、地に足がついてる感じがあって安心」
- 「初婚同士より、リアリティのある関係が築けそう」
再婚男性が持つ“生活感”や“現実を理解している感覚”が、
「頼りがい」や「一緒にやっていけそうな感じ」として響くんですよね。
若さ・ノリ・勢いではなく、
誠実さ・落ち着き・柔軟さを求める女性にとっては、むしろ再婚男性が“ど真ん中”だったりします。
活動がうまくいく再婚男性の共通点とは?
何人もの成婚男性を見てきた仲人たちの声をまとめると、うまくいく人の共通点ってこんな感じです。
✅ 1. 過去を隠さず、ありのままを伝えている
- 「離婚の理由」や「いまの気持ち」を丁寧に共有できる
- ネガティブな印象より、“誠実に伝える姿勢”が信頼を生む
✅ 2. 条件ではなく、「相性と価値観」を大切にしている
- 年齢や外見だけで判断しない
- 一緒に“人生をつくっていける相手”を探している
✅ 3. 周囲のサポートを柔軟に受け入れている
- 仲人やカウンセラーのアドバイスに素直
- 自分を客観的に見ようとする意識がある
逆に、結果につながりにくい行動パターンは?
もちろん、「なんとなくうまくいかない…」というケースにもいくつか傾向があります。
❌ 希望条件を初婚時のまま引きずっている
- 年齢差や見た目を重視しすぎて、出会いが限られる
- 「減点方式」で相手を選び、交際が続かない
❌ 子どもの存在を後出しにしてしまう
- 最初は伏せていたが、途中で伝えて相手が不信感に
- 「自分を守る姿勢」が逆に損をしてしまう結果に
❌ “婚活が自分には向いていない”と決めつける
- 一度失敗したら、自分に原因があると思い込んでしまう
- 行動を止めてしまい、可能性を閉ざしてしまう
再婚男性が選ぶべき婚活環境とは?
「じゃあどんな場所で活動すればいいのか?」
ここが、再婚婚活ではめちゃくちゃ大事です。
✅ 実績・プランのある“再婚対応型”の相談所かどうか
- 再婚者の成婚事例や専用サポートがある
- 離婚歴や子どもに配慮したフォロー体制が整っている
✅ 年齢層の近い会員が多いか
- 40代〜50代中心の相談所だとマッチ率も高まる
- 同世代との出会いが多く、「話が合いやすい」
✅ カウンセラーや仲人の伴走力があるか
- プロフィール作成から交際中のフォローまで、丁寧なサポートがある
- 迷った時に“ひとりで抱えないで済む”環境がつくれる
再婚って、「やり直し」じゃなくて「選び直し」
離婚を経験すると、どうしても「また同じことになったら…」と不安になるもの。
でも、前と同じ選び方・進め方をしない限り、“同じ結果”になることはありません。
- 今度こそ、もっと話し合える関係を
- 今度こそ、お互いに歩み寄れる関係を
- 今度こそ、「自分らしくいられる結婚」を
それは、再婚だからこそ、ちゃんと考えられる未来なのかもしれません。